えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

154日目:ペーシング効果で好印象

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こんにちは

えすみんです。

 

突然ですが

ペーシングってご存知でしょうか。

 

相手に好感を与えながら

コミュニケーションを取っていくのに

効果的な方法で

 

具体的には

相手の会話やムード・態度を合わせることを言います。

 

例えば、相手が早口で話せば

自分も早口に合わせたり

 

一緒に食事する場合

食べるスピードを合わせたり

そういうのをペーシングって言います。

 

これ、案外見過ごしがちですが

かなり好感度が上がる行為です。

 

先日、話をしていて

感じがいいなーと思った方がいたんです。

どこによさを感じたのかなと

後で振り返ってみて

ある会話を思い出しました。

 

わたしが

「あの〇〇(地域名)のパスタのお店美味しいですよね」

って言ったんです。

店名をあまり覚えないわたしは

地域名とか建物のイメージで表現したりするのですが

そこで相手は

「わたしも好きです!〇〇(地域名)のお店」

って言われたんです。

 

その後も、

「何か飲みません?」

と言うと

「そうですね!飲みましょう」

と言ってくれたり

言葉を合わせてくれていたんです。

 

普通は

「あの〇〇(地域名)のパスタのお店美味しいですよね」

と言われて店名知っていれば

「わたしも好きです!〇〇(店名)」

となったり

「何か飲みません?」

と言われても

「そうですね!お茶しましょう」

とか、普段自分が使う言葉に変換しやすいんですよね。

 

わたしが時々嫌だなと思ったりするのが

「イオンの本屋でこの本買ったんだけどねー」

とか言うと

「今井書店で買われたんですね」

なんて返事が返ってくること。

 

間違いじゃないんです。

確かに、今井書店なんです。

 

でも、これペーシングできてなくて

わたしはちゃんと店名を知っていますって感じで

ちょっと嫌味に感じてしまいます。

 

細かいと思うかもしれませんが

こう言う言葉のズレが続くと

なーんか合わないなと感じられてしまうんです。

 

 

特に相手が目上の方である場合は

言葉を合わせないことで

相手をムッとさせることもあります。

 

相手が言った言葉をできるだけ使った方が

嫌味なく相手を立てることにも繋がったりするんです。

 

できるだけ

相手が使った言葉を使う方が

好感があがるので

ぜひ使ってみると良いと思います^^

 

ちなみに、わたしは研修では

対象がいろいろな世代なため

方言を多用してみたり

カタカナ用語を使わないようにしたり

あえて多用してみたり

できるだけペーシングを心がけてみています。