えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

309日目:研修でいい質問いただきました

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こんにちは

えすみんです。

 

研修では時々質問をいただきます。

そこで、いい質問だなーと思ったことを

今回は書きたいと思います。

 

先日、コミュニケーション研修したのですが

コミュニケーション=会話には

当然、話す方と聞く方が

交互にやりとりして成立します。

 

そこで、良質なコミュニケーションには

話す方より

聴く方の方が重要視されます。

 

しっかり聴けていなければ

(この場合あえて聴く方の漢字を使います)

その場に適した返答ができなくて

自分本位のコミュニケーションになるからです。

 

しかし、話す側にも気をつける事があって

聴く側の理解が深まる伝え方をした方がいいんです。

 

研修で伝えているのが

コミュニケーションの3要素。

1)情報

2)意味・目的

3)想い

 

情報ってのはわかりますよね。

そもそも伝えたい内容です。

 

例えば、仕事で部下に対して

午後の会議資料を早急に準備して欲しいとします。

 

当然、「午後の会議資料、早急に準備して」

と伝えますよね。

そこで、これだけではなく

2)意味・目的

3)想い

まで伝えることで

より伝えた相手に理解が深まり

いい仕事の成果を出してもらえることに繋がります。

 

例えばどう言うことかと言うと

 

「午後の会議資料、早急に準備して」

と伝えた後

「今日の午後の会議は重要な会議で、経営トップ陣も出席する会議なんだ」

と、意味・目的を伝えれば

取り組む部下は、印刷ミスやページ抜けがないか

慎重に準備することに繋がるでしょう。

 

また

「この会議では、うちの課の評価にも繋がっててね。ちょっと私も緊張しているんだよね」

なんて想いを伝えたとすると

上司のために何か気の利いた言葉や行動をしてくれるかもしれません。

 

このように、伝える側も

3つの要素を織り交ぜて伝えることで

受け取った側の行動は随分変わります。

 

研修でこの話をしたところ

これについて質問をいただきました。

 

Q)伝える時にはその3つを意識しているが

受け取る側はその3つの中でどれを1番重要視して受け取ればいいでしょうか?

 

と言う質問。

いい質問ありがとうございます^^

 

答えは、率直に言うと

全てです。

 

そもそも、伝える側の方が

3つの要素を交えて伝える意識が

低い傾向が高いです。

 

まずは3つの要素を交えて伝えて頂くことがとても大事。

 

では、受け取る側については

最初に、コミュニケーションでは

まず聴く方が重要ですって書きました。

しっかり聴けないと

自分本位なコミュニケーションになりやすいから。

 

聴く技術を高めて

この3つの要素はしっかり受け止めれるだけの

能力をつけることは最低限必要です。

 

そうでなければ

いくら伝える側がしっかり伝えていても

上部だけしか理解できず

相手が求める仕事の成果を発揮することはできません。

 

なので、受け止める側は

3つの要素どれか一つを

特に重要視して受け止めたらいいかと言うより

3つをしっかり受け止めなければならない

ってことでした^^

 

いい質問本当にありがとうございました。

 

ま、偉そうに書きましたが

わたしもできる時とできない時があります^^;

できる時を増やしていく事が大切ですので

がんばっていきましょう〜

 

 

※余談

最近、このブログのタイトルを

「サクッと読めるパワーチャージBLOG」

に変えたんです。

(正直言うと、サラッだったのをサクッに再度変更しました)

 

理由は、できるだけ短文で読める内容にしたかったから。

文章を読むのが苦手な人にも

できるだけ読みやすく

サクッと読める文字量にしようと思ったからです。

 

逆に本を読むのが好きな人は

いろんな書籍や

メルマガ、ブログなどなど

たくさんの文章を読まれているので

そう言う方にも

短いからこれなら読めるって感じにもしたくて。

 

そんな想いがあってブログタイトルを変えたので

より読みやすく

サクッと仕事に役立つブログを配信します。

 

引き続き、どうぞよろしくお願いします〜