えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

326日目:死ぬまで勉強の時代

f:id:Smin:20200806110313j:plain

こんにちは

えすみんです。

 

今日は、就職支援セミナーに登壇させて頂いていました。

そこで、アンケートで書いて下さったことについて書こうと思います。

これからなくなる仕事

このセミナーは

わたしの持ち時間は2時間弱。

その中で、就職活動について

お話しするのですが

正直、全てのポイントをお伝えするには

時間が足りず…

ある程度、的を絞って話させてもらっています。

 

それでも、働き方改革など

今目新しい取り組みがあったりして

昨日は、つい同一労働同一賃金について

余談を話してしまったりと

時間がカツカツです^^;

 

今、情報化が進み

今後10年でなくなる仕事ランキングなど

メディアでも出ていて

仕事探しをしている方からすれば

そう言う情報も気になるところかと思います。

 

そんな中、事務職は

今後なくなる仕事ランクの

上位に属していますが

地方では、まだまだ

事務職希望の求職者が多いのが現状です。

 

なので、需要が多い分

事例について事務職の話を多用しました。

 

それを踏まえアンケートには

「事務職は将来なくなる仕事だから

他の職種での事例が聞きたかった。」

と書いて下さっていました。

 

確かに、将来今の形態での

事務職はなくなるでしょう。

しかし、形態が変わるものの

事務職的な仕事は

完全になるなることは

ないのではと思っています。

 

形態が変わるとは

仕事の幅が広がると言う意味で

営業もしつつの事務とか

いくらAIが進んだからと言って

オペレートする人材は必要なので

それらを担う事務的仕事は

存在すると思います。

 

それに、将来いずれなくなるにしても

その将来は、この書かれた方が

現役で仕事をする間には

きっと完全になくなりはしないと思います。

(セミナー対象者は学生ではなかったので)

広く捉えられる能力も必要

そこで、少し受け止める

捉え方を考えてみて頂きたいのが

「この仕事は将来なくなりますよ」

と聞いて、安易に

「なくなる」だけを拾ってしまうこと。

 

それだと、じゃ、これから事務職はヤバイ。

と捉えてしまいがちになります。

しかし、将来なくなりますよと言っています。

 

なので、将来とはどれくらい先のことを指しているのか?

も考えることが必要です。

 

明日も将来だし、10年、20年先も将来です。

ここを履き違えると

人生の選択で

右往左往してしまうことになります。

 

事務系の仕事をなくせる業種というのも

都心と地方では大きな差がありますし

都心と地方では、企業規模の差も大きく

取り組みへの時間差がかなりあります。

まとめ

とは言え、当然今のままが

ずっと続くことはなく

セミナーでもお伝えしましたが

労働者の個々のスキルアップは

かなり必要不可欠になってきます。

 

なくなる、なくならないを考えるより

今、在る仕事に就き

そこから、経験と知識を

さらに磨くことで

存在し続ける仕事に

就き続けることはできると思います。

 

長く働ける仕事に就こうと言うより

長く働ける自分を作っていこうと言う

考え方が大切だと思います。

 

新しいことを受け入れ

取り組んでいく姿勢が必要で

まさに、死ぬまで勉強の時代だと思います^^