えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

373日目:自分に合ってる頑張り方とは?

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こんにちは

えすみんです。

 

この連休中は、家族がそれぞれの用事で

不在が多く

一人時間の多いおやすみです。

 

まだ子どもが小さいうちは

こんな時間の使い方をする日が来るなんて

夢にも思いませんでしたが

10年後なんて

予測不能で分からないものです。

 

そんな中、基本出不精なので

読書や映画(DVD)観賞に

ほとんどの時間を使っています。

そこで読んだ中の一冊を。

 

多面的思考で物事をみる方がいい

たまたま時間潰しに立ち寄った時に

手にとった本だったのですが

物事の見方について

なるほどなーと感じました。

1%の努力

1%の努力

  • 作者:ひろゆき
  • 発売日: 2020/03/05
  • メディア: Kindle版
 

最近、SNSでは誹謗中傷とか

ネット炎上とか

匿名で誰かを言葉で攻撃することが

問題になっています。

 

人間って「匿名」であると

強気になれてしまうものなんですね。

 

研修のアンケートでも

匿名の場合と

記名の場合と

書き手の文面の違いがかなりあります。

匿名だとかなり強気発言が多くなります。

 

さらに言うと、記名になった瞬間

アンケート回収率もグッと減ります。

 

みんな、発言はしたいけど

その発言に責任は持ちたくないんですね^^;

 

言われた側は

そんな無責任な発言であっても

真面目に受け止めて

時に心を痛めていたりするのですが

あまり真面目に受け止め過ぎるのも

ややアホくさいと思ってしまいました。

 

話はそれましたが

いろんなことを言う世の中になってしまって

人々がイライラしているなー

と思うことがよくあります。

 

わたし自身もイライラするんですけど…

それはもう少し多面的に

考えてもらえないかなと思う時。

一方的論をぶつけられ

こちら側ばかりに柔軟性を求められる。

 

そもそもの前提基準が

自分のモノサシで測られてしまっていて

そんな前提のモノサシに合っていないと

おかしいと判断する。

 

著書にも書かれていますが

それぞれ生きてきた経緯が違うから

前提って人それぞれ違う訳です。

 

わたしは小学生の時

同級生にクルーザーを持っている子がいて

これを知ったときは

ややカルチャーショックを受けましたが

でも、その子にとってみたら

家にクルーザーがあるのは当たり前で

普通のことなんです。

 

夏になれば、海にいくことは

わたしは、貝を取りに行くが前提でしたが

その子はクルーザーに乗ることが前提なんです。

 

こう言う前提が人ぞれぞれ全く違うからこそ

いろんな考えが生まれるし

いろんな意見がでます。

 

そこで、それをジャッジするんじゃなくて

この人は、きっとこう言う前提があるから

こう言うことを発信するんだなーとか

相手の前提を汲み取りながら

考えていくことが

大事じゃないかなと思うんです。

それが多面的に物事を

みていけるようになることだと思います。

 

「クルーザーがあるような

お金持ちの家で育ったからだ」とか

「クルーザーのあるような家で生まれてたら

自分だってそんな風になれたかも知れない」とか

 

そんな考え方ばかりをしている限り

いつまでも自分が幸せになれることは

ないのではないかと思います。

 

自分の頑張り方タイプは?

本の中で、自分の頑張り方は

どれが合っているかの考え方が書かれていて

たしかに!と思ったので紹介します。

 

仕事への努力の仕方について

小学生の頃に夏休みの宿題を

どう取り組んだのか?で見分けられる。

というもの。

 

①早めに終わらせる。コツコツ計画的にやるタイプ

②自由工作や絵などに時間をかけて取り組むタイプ

③最終日が迫ってきて慌ててなんとか間に合わせるタイプ

 

さて、あなたはどれでしょう??

 

①は計画性のある素晴らしいタイプ。

勉強に向いているので、知識を貯める方向で頑張るといい人。

 

②は時間をかけても仕方のないことに

時間をかけてしまうタイプ。

一人で黙々とできる才能があるので

社会ではすぐに認められないかも

知れないことに取り組むと良い人。

本業でも副業でも。

 

③は突発的なことに対処する能力があるタイプ。

リスクマネジメントや対人による交渉ごとに向いている人。

 

筆者のタイプは③だと書かれていましたが

わたしは、初めだけ①

すぐに③になるタイプです。

 

結局、幼少期からのやり方が

一番自分にとって

合っている訳です。

 

人ってつい、①が理想で

そうなれるように頑張るのだけど

向いていないやり方で頑張るより

自分の向きやすいやり方で頑張る方が

自由を感じやすいと思います。

 

自分らしい仕事の仕方ができる

仕事選びをした方が

生きていくのが楽になるんだと思います。

 

わたしもまさに

他者から仕事の進め方を強制されなくなって

かなり自由度は高く

楽だと感じることは多いです。

 

ただ、最終日ギリギリで

慌てふためくこともやはり多いのですが

きっと心のどこかで

これも楽しんでいるのだと思います。