こんにちは
えすみんです。
今日は雑談がテーマです。
リーダー研修をする際に
時々、仕事中に仕事以外の
雑談をすることを
頑なに嫌がる人がいらっしゃいます。
仕事をしに来ているのに
雑談の必要性を感じない。
職場は仲良しこよしな場ではない。
成果を出せばそれで良い。
嫌がる方の大方の言い分です。
確かにその通りな部分もあります。
成果が上がればいいかもしれません。
しかし、この成果が出るために
雑談が必要なことがあるんです。
根っからの一匹狼タイプで
周りのことなんか気にせずに
自分の仕事に集中できたり
お客さまを喜ばせることを考えられるのなら
職場内の雑談なんて
必要ないかもしれません。
でも、心底
ひとりぼっちでいいと思える人なんて
わたしは本当にいるのかなぁと思っています。
だって、私たちって
誰かと繋がりたい
誰かと分かり合いたいって思いながら
生きているものだと思うから。
だから、SNSが流行るわけだし。
そこで、職場の人と
雑談程度もすることなく
仕事の指示を受ける時くらいしか
会話せずにいる場合
ほとんどの人は相手に対して
よく思われているとは思いづらく
相手は自分のことを
どう思っているんだろう?
仕事できないヤツだとか
思われていないだろうか?
こんなことを考えがちです。
こんな気持ちで
前向きに成果を上げて働こうなんて
余程ゴキゲンな人じゃなきゃ
かなり難しいと思います。
この相手が、評価される上司だった場合
部下は本当に働き辛くて
分からないことを聞くことも
極力避けるようになって
仕事へも消極的になり
当然、良い成果を上げることは
難しくなります。
上司として部下に
成果を上げて働いてもらうためには
心理的安全性を感じられる関わりが必要です。
上司が自分をどう評価しているかは
当たり前に気にすること。
相手から話しかけてくれたり
ある程度の世間話ができていたりすれば
少なくとも嫌われてはないかなと思えます。
嫌われている相手と仕事するのは
精神的に負担のかかることで
自分を嫌っている上司の評価に繋がるならと
仕事の手を抜いてしまうこともあるかもしれません。
逆に、好きな人と仕事することは
その上司に認めてもらうためにも
もっといろんなことをやってみようと
積極性が増しやすいです。
職場の雑談はなにも
長時間する必要はありません。
お互い好意的に思ってますと言うことが
しっかり伝わる程度でいいんです。
そして、ちょっと寒いなと思えば
「寒いですね」と気楽に発言できる
そんな職場が理想だと多います。
人は、個々に
1日に喋りたい文量があるそうです。
女性の方が求める量が
多い傾向が高いそうですが
(だから女性の方がお喋りと思われるのかな)
この喋りたい文量が毎日足りない状態が続くと
ストレスを無意識に溜めている状態になるのだそうです。
少ーしずつこれを溜めていくことで
メンタル不全にも陥りかねません。
雑談はいらない!と思っている方
本当に必要ないのかどうか
今一度考えてみて欲しいなと思います。