えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

443日目:上手い教え方

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こんにちは

えすみんです。

 

わたしの夫は全く料理をしないのですが

(トーストすら自分で焼こうとしない程です)

どうしたことか

週末ちょっとやる気になって

台所に立ったのです。

 

結婚して19年になりますが

料理くらいは

わたしのテリトリーでいいかなと思って

特にして欲しいとか

お願いしたいとか

思ったことが全くなかったのですが

本人がやる気になったのなら

止める理由はありません^^

 

これが我が子ではなく

夫なのがやや残念な内容ではありますが

「教える」と言う観点から

読んでもらえると嬉しいです。

 

人はやろうと思い立った時に

やる気を削ぐような言葉掛けをされると

一気にやる気を失います。

 

今回のように

まぁまぁ経験がある人が

初めてやってみる人に教える場合

つい「やる気を削ぐ言葉」を

投げかけてしまいがちです。

 

例えば、

「それくらい大体でいいって」

「とりあえず適当にやってみてよ」

「遅いね」

こう言う言葉。

 

初めてする人も

失敗したくないから

「これ、このくらいでいいの?」

「これはどうしたらいいの?」

なんて聞いてしまうので

親しい間柄であれば

ついつい「やる気を削ぐ言葉」は出てしまいがちです。

 

今回、そんなことに気をつけながら

丁寧にやり方を伝えていると

「ちゃっちゃっと早くできない…」と

せっかちな夫は

もどかしさを感じる言葉をこぼし始めました。

 

しかしそこは

「初めから早くできる訳ないでしょ」

となだめると続けてやってみてくれました。

 

包丁で野菜を切っていると

そのうち野菜が小さくなり

持ちづらくなってきて

端まで切れない…と今度は言ってきました。

 

野菜をムダにしない観点からいくと

もう少し切って欲しい…

しかし、包丁慣れしていない人にとっては

確かに切りづらく

怖いだなろうなーと察して

 

結構ギリギリまで切ったねー!

と、やる気を汲む一言。

 

でもやっぱり野菜はムダにしたくないので

そこでこんな一言。

 

じゃ、そこからさらにギリギリまで切るには

どんな切り方ができるだろう??

って投げかけてみました。

 

形にこだわらないなら

こうやって切れるかも…

とかいいながら

形は不揃いになりましたが

超ギリギリまで攻める方法を見出せました。

 

物事を教える際

つい、やり方を具体的に伝えがちです。

 

しかし、そうすると

相手は考えることを止め

言われた通りにすることだけに

思考が働き始めます。

 

そうすると、創意工夫と言う

脳の思考回路は途絶え

せっかくやってみようって言う

意欲も落ちてしまうしまうのです。

 

言葉掛け一つで

相手の動きは大きく変わります。

 

単純に「怒らないように」

気をつけるのではなく

どのような言葉を投げかけるのかを

投げかける前にちょっとだけ

考えてみると良いと思います^^

 

知らない人に物事を伝えることは

目先の早い結果を求めると

あまりいい結果は得られません。

 

相手の気持ちを念頭に置くことで

一見遠回りに感じますが

早い効果を感じることができるものですよ^^

 

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