えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

599日目:求める人材ナンバー1は「積極性」

こんにちは

えすみんです。

 

先日、若手新人さんへの研修をしていて

ややモヤっとしたことがあって

今朝、それが腑に落ちたことを書こうと思います。

 

今、企業が求める人材として

上位に上がるのが「積極性」なのだそうです。

「企業が求める人物像は?」採用担当者のホンネ−中途採用の実態調査 |転職ならdoda(デューダ)

投稿日が書かれてなかったのですが…多分そんなに古くはないでしょう。

 

しかし、確かに先日新人研修を行った際も

上司から期待していることとして

積極性を高めて欲しいというコメントは本当に多かったです。

 

そこで、そもそもこの積極性って

一言で言っても

捉え方に違いがあるように思います。

 

新人研修を行っていても

積極性が必要である話をするのですが

そこに対してそんなに自分たちが

積極性が低いという認識がなさそうに見えるんです。

 

しかし、研修を進めていく中では

明らかにもっと積極的に取り組んで欲しいなと

感じることが多く

なぜこの違いが生まれるのか?と

研修をしながらモヤモヤとしていました。

 

彼らは、これをしましょうと

課題を投げかけると

嫌がることなくしっかり取り組んでいます。

そこに対して言えば

積極的に取り組んではいます。

 

しかし、今の社会が求める積極性とは

「やりましょう」と言ったことはもちろん

「やりましょう」と言われないことにも

取り組んでくれることを指しているんです。

 

この部分を明確にできたことで

モヤっとが晴れました。

 

なので、いくら課題を積極的にやったとしても

積極性がないと評価されてしまうため

新人さんは、こんなに積極的にやっているのに

上司のいう意味が理解できずにいる気がします。

 

もしかするとこれは

若手に限らず

キャリアの長い社員さんにも

当てはまる部分があるかもしれません。

 

一昔前までは

会社に入社すれば

言われた通りを

文句を言わずに

ただ黙々と取り組むことを評価する時代や企業がありました。

 

時代が変われば

求められることも変化してきます。

 

積極性という言葉一つとっても

どの部分において

積極性を発揮するのかが

変わってきていることを認識することは大事だと思います。

 

言われてないことでも

挑戦したり取り組んでみる積極性と

その積極性を認められる

上司の存在も必要だろうなと思います。

 

 

 

■ShimazinのFacebookはこちら
 \職業訓練の様子などが知れます/
https://www.facebook.com/shimanezinzai/

■2週間に1回届くメルマガ登録はこちら
 \喝が欲しい人におすすめ/
https://peraichi.com/landing_pages/view/melumaga

■ShimazinのYouTube
 \仕事の疑問などに答えています/
https://www.youtube.com/channel/UCjTMUF6X13oNw69Gpg0jVhA

■えすみんのInstagram
 \単なる超私的発信です…/
https://www.instagram.com/naoko__esumi