えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

清貧を装う甘い罠

こんにちは。えすみんです。

 

タイトルにある清貧という言葉

多分、多くの人が好きだと思うんです。

 

儲けじゃない

社会のためになるなら

お金はいい

とか

質素に暮らす

とか

貧しいけど、人のために頑張る人

そんな人をいい人と思いがちな気がします。

 

そう考えるのは自由で

その方が、私利私欲のために

やってない感じがするのだと思います。

 

だけど、それで自分は良くても

どこかに皺寄せが来ていることも

理解した方がいいのではないかなと思います。

 

私は研修や講演でお金を頂きます。

それが本業ですし

そのために、学ぶため、経験するために

たくさんのコストをかけています。

 

社員育成も、自分で経験しなければ

絵に描いた餅。

社員を雇うことや

育成するためにたくさん関わることなど

大量のコストを割いています。

その中で多くの失敗をしていますが

そのおかげで、どういうことがやっぱり良くない

ということが見えてきています。

 

また、自社の中だけではなく

人材育成に必要な情報を得るために

協会に入ったり、オンラインサロンに入ったり

有料の情報を買ったり

日々吸収することに貪欲です。

私の生活は、ほぼそれらを中心に生きていて

そういった経緯があって

私にそんな体験をさせてくれる社員や

情報をいただける方達に

しっかり対価を渡せないといけないと思うので

お金をいただく価値があると思っています。

 

私とは違い、本業ではない人も

講演をする機会のある方もいらっしゃいます。

 

そういう人の中には

お金は気持ちでいいですという人もいます。

 

きっと、本業があるから

という意味だと思うのですが

でも、私はこう思うんです。

 

話すネタが得られたのは誰のお陰ですか?と。

 

きっと私と同じように

何かにコストをかけて

人が必要とする情報を得る経験ができて

人が必要とする話せるネタを持っているんだと思います。

 

そう思うと、そこにちゃんと価値をつけないなんて

失礼だと思うんです。

 

そこで得たお金を

社員や会社や、また社会に還元した方が

断然、経済回すことになりません?

 

もし、清貧と見られたくて

価値があるものに

お金なんていらないということって

私は罪なんじゃないかと思っています。

 

こういうことを言うと

私がお金好きだと受け止める人も

いるのかもしれませんが

そう言うことではなくて

何かを得るためには必ず何かしらコストがかかっていて

それを理解してサービス提供できるようにならないと

永遠にブラック企業はなくならないと思います。

 

払うこと、貰うことが

当たり前になることは

大切なことだと思うんです。

 

今、株価も上がり

デフレ脱却と言われ

物価を正しい価格へ上げていこう

という動きが出ていると思います。

 

ちゃんとそこにシフトできないと

賃金をもらう立場になる時や

何かを買って払う立場になる時に

いちいちストレスを抱えることになるのではないかなと思います。

 

こう言う考え方をより強く持たせてもらえたのは

投資家藤野英人さんのこちらの著書から。

お金という概念が変わると思うのでぜひどうぞ^^

 

 

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