えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

355日目:それにかける時間は合ってる?

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こんにちは

えすみんです。

 

最近、YouTube動画を撮っていて

思う話です。

 

当社のチャンネルです。

もし、もし、もし…

良ければチャンネル登録お願いします。

https://www.youtube.com/channel/UCjTMUF6X13oNw69Gpg0jVhA

 

何のためか?

今年に入って、コロナ禍により

タレントさんのYouTube参入や

一般の方がYouTubeを始めた話を

本当によく聞くようになりました。

 

少し前は

YouTuber=儲かる

みたいなイメージでしたが

もうこれだけ参入者が増えれば

本当に稼げる人は一握り。

稼げるツールって

イメージでもなくなったかなと思います。

(再生回数単価も下がっているようですしね)

 

これからのYouTubeの在り方は

直接的に稼げると言うよりも

宣伝として使えるツールになる

と言われています。

ホームページを持つのと同じ感覚?

 

文字情報を見るよりも

動画情報を見て判断される時代。

 

そう考えると

どんな風に動画を作ったらいいのかを

考えていく必要があるなと思っています。

 

どこまで時間かける?

例えば、自社のPRをするために

YouTube動画作成に

どこまで時間を使うかって

大事な問題です。

 

自社PRも

商品PRなのか

採用についてのPRなのかでも

作り方は変わってくるし

しっかりした動画が作りたいのであれば

そこはやっぱりプロに任せた方が

断然良かったりします。

 

そこに対しての時間のかけ方は

自分がするのでも

スタッフにしてもらうのでも

どちらにしても

どれだけ時間をかけるのかって

ちゃんと考えないといけないと思います。

 

目的にあった作り方を

有名YouTuberのように

編集すればするほど

見栄えがよくなったり

面白くなったりすることもありますが

そこまでするほどの目的なのか?

 

これを考えないと

全く時給に見合わない

労力となってしまいます。

 

そこで、わたしが動画を作るのに考えたのが

3分ほぼ無編集で

途中カットなく通しで話す動画です。

 

3分一方的に話すのもどうかと思ったので

当社のスタッフとの掛け合いで

3分動画にしてます。

 

これで、作成所要時間

準備諸々含めて5分程度。

できる限り作成の投下時間を削り

仕事の合間に

動画を作れる状況にしました。

 

まとめ

ブログでも時々

時間のことについて書いていますが

時間は有限なので

どんなことでも

時間をかければ良い

と言うものでもありません。

 

かけるべきところはかける。

かける必要のないところはできる限り削る。

こう言う意識は大事かなと思います。

 

しかし実際、3分の長さで撮影して

ピシャッと終われるのも

なかなか難しいスキルです。

(たまにラスト画像でごましてる回もあるけど)

しかも、スタッフとの掛け合いで

相手が話す長さも考慮するので

結構、喋る技が磨かれます^^;

354日目:言わなきゃ損なこと

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こんにちは

えすみんです。

 

ここ最近、新入社員の

フォローアップをすることが続いていて

そこで感じることです。

入社してよく起こる感情

入社して半年くらい経つと

だいたいの1日の流れが定着してきて

イチから聞かなくてもできることが

入社日から比べると増えてくる頃。

 

そして先輩から

会社のいいこともだけど

ネガティブな部分も

耳にしてしまうのも

この頃だったりします。

 

なので、それ聞いて

この会社ってどうなの?

って言う疑問も持ちやすい。

 

それをネガティブに

受け止めたままにしてしまうと

どんどん悪いところばかりが

目に止まりやすくなって

すっかり仕事が

つまらなく感じてしまうことに繋がります。

 

わたし自身も

新卒で入社した時

まさにこれに直面しました。

 

うっかり軽く言った先輩のグチも

結構考えものなんです。

 

遠慮は損

そんなこともあるので

フォローアップ研修では

今感じている

困っていることなども聞きながら

どうやったら解決できそうかとか

どう受け止めたらいいかとか

ディスカッションしたりして

話し合ってもらっています。

 

そこで、よく出てくる前向きな発言で

もっと早く成長したい

一人で一通りできるようになりたい

でもどうしたらいいか分からない

と言うような意見を聞きます。

 

そこで

それ、先輩に言ってみたことある?

と聞くと、ほぼ皆さん

言ったことありません。

と言う答えが返ってきます。

 

なぜ、言えないのでしょう?

 

言えない理由として

こんなこと言って

仕事もらって失敗したら怖い

と言うのがあります。

 

それから、そんなこと言って

任せられて

できなかったらどうしよう

と言う気持ちも。

 

だから、やる気はあっても

失敗が怖くて受け身に

なってしまっているんです。

 

しかし、やる気は伝えなければ

相手には伝わらず

逆に言わないと

やる気がないのかと思われて

いつまで経っても

早く成長することはできません。

 

誰も最初からうまくできるはずはなく

失敗を怖がって

慣れてる先輩がした方がいいだろうと

遠慮していたのでは

損をするばかり。

 

いずれ任せてもらえる日がくるだろう

なんて、のんびり構えていたら

社歴ばかり増えて

ますます失敗できない状況に

追い込まれてしまいます。

 

まとめ

先輩がしている仕事は

新人さんから見れば

ものすごいことを

されているように

見えるかもしれません。

 

だから、それを自分がしてみたいです

なんて言うのは

かなりの勇気が必要かもしれないし

生意気と思われるのかも

なんて思うかもしれませんが

 

そんなことはなくて

やってみたい意思を伝えることは

やる気があると

受け止めてもらえるので

勇気を振り絞って

言ってみて欲しいなと思います。

 

もし失敗して

「自分からやりたいって言っただろう」

的なこと言って

イジられることがあるかもしれませんが

そこでへこたれず

ひとつのネタができた

くらいに思うことも必要です。

 

先輩だってね

散々失敗して今があるんです^^

353日目:今日から9月。そして9周年。

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こんにちは

えすみんです。

 

9月1日は当社の創業日で

お陰さまで9周年を迎えることができました。

 

今日から10年目突入です。

昨年、全国では8,383件倒産していて

さらにこんなコロナ禍で

9年も続けられて本当にありがたいです。

 

そこで9年間一緒にいる

一番の古株社員の話を。

 

人には適所がある

少し前のブログでも触れたのですが

一番古株の社員は

ほぼ創業当初からいます。

 

元々事務経験は全くなくて

入社してから

することは初めてのことばかり。

 

なので最初は

電話応対もままならず

伝言を受けても

電話番号や名前は

しょっちゅう間違っているし

 

聞いたことも

伝えるのを忘れていたり

提出するものも

忘れていたり…

そんなことばかりでした。

 

これが新卒ではなく

わたしと同い年の中途採用ですから

正直、困ったなーと思っていました。

 

それでも当時は

創業者が健在で

サポート的な事務を担ってくれていたので

業務の範囲は

まだ彼女の適所でした。

 

創業者が亡くなってからは

主だってしてもらわなければならず

ミスが許されない状況に

立たせてしまうことになりました。

 

しかし、元々は

ミスなくこなすことが苦手なタイプ。

だから立場が変わったとはいえ

ミスはそんな減る訳がありません。

 

彼女もわたしも

お互い辛い状況になってしまい

業務の範囲は

完全に彼女の適所ではなくなっていました。

 

わたしが代表になってから

3年が経ち

これではマズイと思って

結構悩みました。

 

適所を変えると言っても

少人数の当社では

配置換えなんてできないし

そうなると辞めてもらうしか

なくなってしまいます。

 

しかし、ゼロから立ち上げて

ここまできた会社の経緯を

全て知っているのは

彼女しかおらず

彼女の人柄に救われることも

本当に多々あって

 

どうにか彼女を活かす方向しか

わたしには考えられませんでした。

 

思いついた奇策

当社は人材育成の会社ですから

社内のスタッフ育成に

当然あの手この手で取り組んでいます。

 

それでも彼女は

間違いやミスが減らない…

そんな状態でどう活かせるのか。

 

わたしは彼女が

この仕事が向いてないなんて

どうしても思いたくなかったし

思えなかったんです。

 

そこでふと思ったのが

そもそも正そうとする側が

間違っているのでは?

と。

 

普段から、

「人は変えられない。

変えられるのは自分と未来」

と思っているクセに

わたしは人を変えようとしていたのだと

ようやくそこで気づいて

 

彼女のキャラクターを

みんなで周知して

お互い認め合える

(お笑いで言うイジリあえる)

ようにすれば

 

もっとオープンな関わり方ができて

のびのびと仕事ができるのでは?

と思いついたんです。

 

さっそくまずしたこと

そこで、まず最初にしたのは

面談。

 

この奇策に乗ってくれるのかどうか

相談をしました。

乗ってくれなければ

イジルることが

単なる悪口になっちゃうので。

 

そんなイジられキャラになるなんて

受けてくれるのかどうか。

 

でもなぜかわたしには

受け入れてくれる自信があったので

「ミスしていいから、ミスするキャラになって欲しい」

と話しました。

 

最初は驚いていたけど

案の定、すんなり受け入れてくれて

「彼女はできなくて当たり前文化」を

社内で浸透させることがスタートしました。

 

これは、わたしにとっても

思った以上に効果があって

(いい意味で)彼女に期待しなくなって

例えミスがあったとしても

全く気にならなくなったんです。

 

逆に、できていることがあると

助かった!!と本気で思えるので

心からのお礼が言える。

 

このサイクルが良いのか

彼女のミスは

減ったんじゃないかと思えています。

(多分、事実減ってる)

 

まとめ

わたしはこれまで

これが正しいと信じて

無理やり部下を矯正して

全く似合わない着ぐるみを

一生懸命着せようとしてきたなと

ものすごく反省しました。

 

人は似合わないものを身に付けても

のびのびと素敵に振舞うことはできません。

 

のびやかに

楽しそうに働いてくれる様は

わたしにとって本当に喜びで

会社を引き継いで

本当に良かったなーと

ようやく最近思えるようになった気がします。

 

他の社員は授業の都合で

一緒に行けなかったのですが

古株のそのスタッフと

出雲大社にて商売繁盛祈願をしてもらい

また気持ち新たに

スタートする心が整いました。

 

人の育成って言う

答えのない仕事ですが

もっともっとわたしも自分を鍛えて

頑張っていこうと思っています。

352日目:期待に反すると

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こんにちは

えすみんです。

 

人の価値観は色々だなーと思ったので

そんなお話を。

 

合わないなら仕方ないよね

先日行ったセミナーのアンケート結果が届いてて

 

ずばり、端的に要約すると

「内容が幼稚で響くことが何もなかった。

もう受講したくない。」

と言う内容でした。

 

あはは。書くよねー。

(ちなみに、無料で内容が濃いと言う意見もありましたよ)

 

批判的なことを書かれることはあるんですが

こう言うパターンは初めてかもしれません。

 

セミナーや研修の内容にもよりますが

具体的で分かりやすかったとか

そう言うことを

言っていただくことが多いので

幼稚、内容的にレベルが低い

みたいなニュアンスはちょっと珍しかったです。

 

書かれた方にとっては

きっと今回のセミナー内容は

当たり前の話であって

ご自身のさらなるスキルアップや

仕事のポジションアップに繋がるように

受け止めて頂けなかったのでしょう。

 

向上心の高い方にとって

無料セミナーでは

物足りない内容だったかなと思いますし

相性や価値観の違いもあると思うので…

とても残念ですが

仕方のないことなのかもしれません。

 

相手の期待

こう言う仕事をしていると

やっぱりダイレクトに批判を受けることは

少なからずあります。

 

扱う商品が物ではなくて

わたし自身になっちゃうので

良かれと思って言ってくださっていても

やっぱり心には響きます。

 

しかし、伝えて下さらないと

改善はできなくて

どんな商品であれ改善は必要なので

受け止めて行かなくてはいけません。

 

批判的なリアクションは

相手の期待と反した時に起こります。

せっかく何かしら期待してもらっていたのに

それを意図しなくても

裏切ってしまうから起こること。

 

相手にどんな期待があるのかを

常に考えながら

サービス提供する姿勢は重要で

今回は、相手の期待を

知れるきっかけを伝えてもらえて

とてもよかったなと思います。

 

まとめ

このセミナーあと2回あるのですが

改善案を頂いたので

次回は前回と内容は変わりますが

お得に思ってもらえるように

改善しようと思います。

 

厳しいフィードバックは

やや心には響きますが…

関心を持ってもらえてありがたいです^^

351日目:セミナー受講をよりお得にするには

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こんにちは

えすみんです。

 

今日はオンラインセミナーの

お仕事でした。

そのセミナーで思ったことを。

 

タダより怖いものはない?

今回のセミナー内容は

前半、外見力アップのための

姿勢を整えるポスチャーウォキングセミナー

 

後半、内面力アップのための

人生変える陽転思考セミナー

 

この二本立てで

3回シリーズの構成になっています。

わたしが担当するのは

後半の内面力の方。

 

市の男女共同参画センター主催なので

受講料無料です。

これ、当社主催だったら

ちょっとあり得ない設定なので

行政主催だからこそだなーと思います。

 

ただ、提供する側はそう感じていますが

受ける側になるとまた別物。

 

行政が行うセミナーだし

無料って言うのも

やや当たり前の感覚に

なってしまうかもしれません。

 

無料であるって言うのは

本当にお得ですよね。

しかし、無料が故に

損な利用の仕方をすることって

結構あるような気がしています。 

 

お金を払っていると

なんとか元を取ろうと

必死でその効果を最大にしようという

意識は働きやすいです。

 

しかし、無料だと

結果がどうであっても

まぁ、どうせタダだったし…

って思うので

使用の仕方の意識は

強くなりづらくなります。

 

案外、タダの方が

無駄遣いしちゃって

最大の効果が得られないってことは

結構あることなんです。

 

それはセミナーでも同じ

それってどんなことにも共通していて

セミナー受講でも同じ。

 

今回のセミナーはオンラインだったの

多分、みなさん自宅で視聴されていて

緊張感なくリラックスして 聴かれていたと思います。

 

 

ややBGMとしても聴けてしまう場面も

あるのではないかなーとも思います。

 

ながら聴きや

他者との関わりの少ない場面では

自分の価値観が優先されてしまい

不足や足りない部分に目が行きやすくなります。

 

セミナーって

伝える側だけではなくて

受ける側の聴く工夫も

実は結構大事な要素です。

 

1対1の場合なら

その人に必要なことが伝えられますが

1対多の場合、伝えることの

抽象度はやや上がります。

 

だからこそ

聴きながら自分に置き換えて

いろんな場面を想像してみることは

聴いたことを

よりプラスに変えることとして

必要なことかなと思います。

 

 

同じ時間を使うなら

今回視聴いただいた参加者のみなさんが

どうだったのか

まだよく分からないのですが

 

無料であっても

お金を払ったかのような意識で

(時間は投資してるし)

受講してみてもらえると

いいなーと思います。

得られる感覚は全然違うのと思うので。

 

わたしがセミナーをする時

受講者が有料の場合

会社から行かされて社員さんは無料の場合

今回のように行政サービスで無料の場合

など、いろんな受講者の方がいらっしゃいますが

 

全員ではないですが

やっぱりそれぞれに受講の姿勢って

違うなーと思ってしまいます。

 

わたしも含め講師も人間なので

前のめりで聴いてくださると

どんどん引き出しが開いて

ネタを提供しようとするものです。

 

せっかくの時間に

最大の情報を仕入れようと思ったら

受講される側もリアクションって

大事だなと思っています。

 

わたしもちろん

受講する側の立場になりますが

その時は全力で

アイコンタクトとうなずき

相づちをします。

(時々、クラクラしますけど。笑)

 

でも、そうすることで

大抵、講師は乗ってくれて

余談やこぼれ話をしてくれるんです。

 

まとめ

セミナーや研修は

発信する側と受ける側の

両方で作り上げるもの。

(ライブと同じだと思います)

 

できる限りのトクを得ようと思えば

受ける方のリアクションも

意識してみると良いと思います。

 

これは、わたしのセミナーにこうしろと

言っている訳ではありません…

(本当に!)

 

せっかく受講するなら

得した方が良いと思うので

講師視点から見る

受講の仕方の得のはなし。

 

何かセミナーなど受講される際は

意識して見られると

得することがきっと増えると思います^^