えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

156日目:マナーってなんでしょう

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こんにちは

えすみんです。

 

研修ではビジネスマナーについて

お話しすることが多いですが

そもそもなぜマナーが必要なのか

マナーとは一体なんなのか分かっていないと

 

とりあえずこうしておけばいいんでしょ?

そうすれば他者から

叱られずに済むんでしょ?

それがルールなんでしょ?

 

みたいな、とりあえずやってる

みたいなものになりやすい気がします。

 

社会人になったら

そうするものだと教わったからって

そんな認識では

正しいマナーはできない気がします。

 

マナーとは相手への気遣いを形にしたもの。

そもそも基本の土台は相手を想う気持ちです。

 

なので、相手に関心がない

他者がどう思うかなんて興味がない

と言う人は、マナーを実践するのは

難しいことなのかもしれません。

 

実際、研修でも

ビジネスマナーでは

いかなる人にも

気遣いをすることが求められますと言うと

明らかに難色を示す方もいらっしゃいます。

 

人間誰しも

合う合わないはあるわけで

個人的な好き嫌いはあると思うのですが

仕事の付き合いで

私情を挟んでしまうのは

どうかと思います。

 

先日、わたしの好きな和田裕美さんのラジオで

江原啓之さんがゲストで出演されていた時に

 

気は遣うものじゃなくて利かすもの。

と江原さんが仰っていました。

 

気を遣う人は

誰に向かって遣っているかと言うと

実は自分に向かっていて

自分が嫌われないように

自分をいい人に見せるために遣ってる。

 

気を利かせている人は

相手に向かって利かせてて

相手がどうしたら喜ぶかなとか

相手はどうしたら嬉しいかなを考えてる。

 

自分がどうみられるかばかりを気にして

気を遣っている人は

疲れちゃうのよって。

 

本当にそうだなと思います。

 

マナーもまさに

相手への気遣い。

 

自分がどうみられるかではなくて

相手がどう思うかを考えて行動すること。

常にベクトルは相手に向かっているんです。

 

相手のために

相手が喜ぶためにって

そう言う利他的思考が

マナーなのだと思います。

 

ただ、間違えないで欲しいなと思うのが

目先の優しさだけが

相手のためではないと言うこと。

 

相手の要望や期待を

すぐに応えることも大事ですが

 

状況によっては

すぐに応えないことも

要望や期待に答えることだったりもします。

 

相手との関係性を理解した上で

気遣いを形にすることは重要だと思います。