えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

310日目:就活支援セミナーで話すこと①就活でまずすべきこと。適職って?

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こんにちは

えすみんです。

 

この度、オファーを頂き

島根県内の浜田・出雲・松江にて

就活の話をさせて頂く機会を頂きました^^

主に中途採用者向け。

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当社の事業のひとつに、職業訓練の委託事業を請け負っているので

中途採用の求職者の方々と関わることも多く

キャリアコンサルティング(主に就職面談)をさせてもらうので

求職者側のお話は普段伺っています。

 

また、社員教育のための

企業研修も行うので

雇用する側の期待や要望なども

伺う機会は多いんです。

 

このように、双方向の

希望を聞く立場であることを踏まえて

今回、登壇させて頂けるのだなと思っています。

 

ま、わたし自身も雇用する側の立場なので

それも踏まえて。

 

そこでまず、就活で大切にすべきなのが

「自分自身がどのような働き方をしたいのか」

ここです。

 

仕事を探す際、とりあえずまず見るのはハローワークでの求人票や求人サイトではないでしょうか。

 

その行為がダメではないのですが

自分自身がどんな仕事、どんな働き方をしたいのか

明確ではない状態であらゆる求人票を見ても

 

ちっともピンとこないんです。

 

ビビッときたってのは

(数十年前、松田聖子さんがこれで結婚の決定打にしたのでビビビ婚で話題になりました。笑)

ある程度、理想がはっきりしている場合に

起こりやすいのではないでしょうか。

 

なので、まず就活でも重要なのは

自分自身が、どんな働き方が好ましいのか

どんな業界が興味深いのかを分析する

自己分析がかなり重要です。

 

そんなことよりとにかく稼げたらそれでいい

って方もいらっしゃいます。

それはそれで良いと思いますが

 

そういつつ

ミスマッチが起こったりします。

 

それは、そう言いながら

何かしら仕事内容や

対人関係に期待を持っているから。

 

だから「稼げたらいい」といいつつ

本当のところそうでもない。

人間は、そう単純ではありません。

 

いくらお金が稼げても

苦手なことばかりだったり

自分自信が、仕事へのやりがいが感じられなければ

続けていくことに苦痛を感じやすくなります。

 

自分は一体何がしたいのか

どんなことなら無理もできるのか

自分の時間を捧げる事ができると思えるのか

しっかり、自分自身と向き合う事は大事なんです。

 

だからこそ、就活には

自己分析は切っても切り離せないもの。

 

少し面倒だと思われがちですが

ここがこの先どんな生き方をしていくかを決めるにも重要な要素になってきます。

 

誰しもたった一度きりの人生で

こんなハズじゃなかった…なんてことに

したくはないはずです。

でも、自分はこんな程度だと

思ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。

 

良くも悪くも

人は思い描いたような人生を歩むと言われています。

 

そんなに高望みはしなくても

ある程度、こうなったらいいなと言う

自分に見合った希望を持たず

 

まぁこの程度だろうと思っていれば

その程度にしかなれないわけです。

 

と言うことで、まずは

自分には何ができるか

何がしたいのか

ここをしっかり分析することが

次の人生の道を決める第一歩なのでした。

 

自己分析が深まるワークについては

詳しくはまた明日^^

 

最後に、天職・適職ということについて。

結構、この言葉に囚われてしまう人がいらっしゃいます。

 

自分に向いている仕事ってなんでしょうか?と聞かれることもあります。

 

そもそも自分自身にとって

元々設定された天職・適職はないと言われています。

こちらの本でもそのように書いてありますが

科学的な適職

科学的な適職

  • 作者:鈴木祐
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: Kindle版
 

元々どこかに、天職や適職が存在するわけではありません。

 

ここを履き違えると

永遠の天職探しをしてしまって

結構大変なことになります。

 

なので天職・適職探しをするのではなく

携わる仕事を天職や適職に変えていくことの方が

正しい捉え方。

 

自分自身がどう捉えるのかが

問題なのです。

 

だから、やっぱり自分自身どのような働きかたをしたいのかを考えないといけません。

 

いきなり職業をみて

向いているのか?を考えると

なかなか答えは出てきません。

 

向くか向かないかというより

この仕事に対して向く自分を作っていけるのか?

が大事です。