えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

327日目:チャンスは一瞬

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こんにちは

えすみんです。

 

今日はすぐ決める、決めないの機会損失について。

やった損より、やらない損

今週は、就職支援セミナーが2回あったので

そこで話している話題なんですが

 

求職者にとって

雇用条件は当然大事です。

最低これだけは譲れないってものは

誰しもあるはずです。

 

しかし、この譲れない条件に

こだわり過ぎるがあまり

本来の目的を見失う傾向もあったりします。

 

例えば、未経験の業種に挑む場合

経験がないと言うだけで

中途採用者にとってはやや不利になります。

 

その上で、所得条件や

雇用条件(正社員かパートなど)

についてもこだわってしまう場合

応募できる求人数は減りますし

マッチング率は低くなります。

 

低くなるからこそ

求職活動は長期戦になってしまいます。

 

そこで例えば

ひとまず、経験できること重視で捉えて

所得条件や雇用条件を妥協していくと

マッチング率はやや高まります。

 

所得や雇用条件に拘って

なかなか内定がもらえず

1年間求職活動を続けるのか

 

パートや希望所得を下げて

半年以内で就職が決まるのか

 

この結果で

随分自分の

人生の経験値は変わる気がします。

 

1年間の求職活動で

特に経験が付く訳じゃなく

ただただ就職活動。

 

雇用条件は希望ではなくても

すぐに就職が決まれば

確実に経験値は増えていきます。

 

この差って意外に大きいと思うんです。

 

時間的損失は大きい

そもそも、就職する際得られることとして

所得と言う認識は大きいかも知れません。

 

しかし、その所得の差というのは

そもそもなぜあるのでしょう。

 

お分かりだと思いますが

所得が高いには理由があって

何かしら求めるスキルが高いとか

かかるストレスが高いなどの理由があります。

 

なので、所得ばかりを就職条件にすると

就職した際に

こんなに頑張れない…とか

辛くてしんどい…

なんてことになりかねません。

 

いくら所得が高くても

人というのは

好きではないことや

向かないことには

やっぱり頑張れないんです。

 

まとめ

一つのことに拘ることで

本当はすぐに得られたことが

得られずじまいに

なってしまっているかも知れません。

 

どうしても

失敗したくない

損したくない

って気持ちがわくのも分かります。

 

でも、それを優先し過ぎる限り

大切なことを早く得て

得をすることもありません。

 

失敗は確かに怖いものですが

失敗することで

このやり方はよくない

これ以外にどんな方法があるだろうか?

と、次の手を考える機会を得られます。

 

そう思えば、失敗は次の未来を考えられる

いいことなのです。

 

きっかけを与えられるチャンスは

実は、ほんの一時期しかありません。

本当に一瞬。

 

これを逃さないようにするためには

失敗を怖がらない。

本当に自分に必要なことを見極め

機会(チャンス)を逃さない自分を

作って欲しいなと思います。