えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

367日目:これからを生き残るには

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こんにちは

えすみんです。

 

今日は先日仕事の依頼を受けた際に

伺った話で思い出したことです。

 

どんな状況でも残っているところもある

今年は、100年に1度と言われる

パンデミックな感染症が起こり

誰もが予想だにしなかった状況になりました。

 

そこで、会社やお店を経営している人たちは

(わたしも含め)

どう存続していこうか

かなり頭を悩ませています。

 

ここで、存続するか撤退するか

も含めて本当に難しい局面です。

 

こう言う状況の時

ネガティブ志向が強い傾向の人は

悪い結果が出たことに対して

コロナの影響なんだから仕方がないと

全てをコロナのせいにして

片付けてしまいがちです。

 

まるで、自分は全てのことをやったのに

コロナが全てダメにしたと言わんばかりに。

 

しかし、本当にそうなのでしょうか。

 

少なからずコロナの影響は受けていても

どんな業界でも

生き残っている会社やお店はあります。

 

だから100%コロナのせいで

お店が続けられないと言う理由には

ならないと思うんです。

 

今回、研修依頼を受けた企業さまからは

だからこそ、原点に戻り

人材の育成が必要だと感じてくださり

オファーを頂きました。

 

続けられている理由

わたしが一人でお昼ご飯を食べに行くお店は

だいたい決まっていて

気に入っているお店は

週3くらいの頻度で行くこともあります。

 

そこのメニューはメインメニューの他に

3種の盛り合わせが必ず付いていて

アフターには、アイスと

おかわり自由のコーヒーが付いています。

 

よく見かける感じではあるものの

3種の盛り合わせは

毎回内容が違い

全て手作りで作られています。

少量ずつではあるものの

そのどれもが美味しいです。

 

アイスも、フレーバーの種類があって

二人で来店しても

それぞれに違う味だったりすることも。

 

そんなひと工夫の手間と

小さな変化があるので

わたしは気に入っているのですが

 

それはわたしだけじゃなくて

だいたいいつもお客さんは

程よく埋まっています。

 

コロナが流行し始めても

ピークの頃はお店も休んでいましたが

再開し始めてからは

またお客さんも戻り

いつも通り。

逆に最近は、早めに行っても

満席で入れないことも…

 

そこで、なぜここは客足が途切れず

続けられているだろう?

と思った時に

 

美味しいのも当たり前にあるけど

飲食店で感じるストレスが

まるでないことに気付きました。

だから週3回も行けるのだと。

 

そもそも提供されるメニューが

美味しいと言うのは大前提。

 

手作りで毎回手間が掛かっていることも

もちろん良さとしてあるのですが

 

提供時間

提供時の接客

デザートの出るタイミング

 

これがどのスタッフが対応しても

ほぼ変わらないのです。

 

お世辞でも

すごく良い接客!ではないのですが

すごく悪い接客でもない。

全てのスタッフの方が平均点なのです。

 

実は、これも難しいことで

すごいこと。

 

だいたいよくあるのが

すごく良い定員さんがいると

逆に、何あれ?!って店員さんもいるケース。

 

こうなると、良い定員さんに接客され

一度ハードルが上がると

次に、あれ?!って店員さんに当たってしまった場合

かなりの裏切られ感と共に

お店に対しての反感を持ちやすいのです。

 

メニューがいくら美味しくても

食事の前後の部分がどうであるかは

かなり大事な要素なんです。

 

だから、その部分が

いつも安定していると言うことは

客側も安心できるし

また行きたいお店に繋がるのだろうと思います。

 

まとめ

客足を途絶えさせないためには

まず、いつも同一レベルでの対応は

不可欠だと思います。

 

その上で、何を提供してくれるかの

変化が必要になるのだと思います。

 

対応の同一レベルを図るのは

そう簡単ではありません。

それはリーダーが部下がどうあれば

お客様に喜ばれる対応ができるのかを

常々伝えることが必要になるので。

 

部下を変えるにはまずはリーダーから。

 

そのリーダーがコロナや他者のせいにせず

どうしたら良いかに向き合うことが大事です。

 

どんな業種でも

生き残り、コロナを見方に付けている企業があります。

都合よく言い訳にするのは簡単。

今自分ができることに向き合い

何か生き残る道は

必ずあるのだと思います。

 

わたしも常に自分に言い聞かせています。