えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

727日目:消極的なマナー思考とは

こんにちは

えすみんです。

 

研修講師をしていると

ビジネスマナーのオファーを受けます。

 

ビジネスマナーにも

求められるレベルは幅が広くて

わたしはVIPクラスのお客様への

ビジネスマナー指導はできません。

(ここはあえてはっきり言おう。できないのだ。)

 

そんな仕事してるなら

できるようになれよと言う声が

聞こえてきそうですが

そこはそう言うのが向いている人が

したらいいのだと思います^^;

 

地方の田舎に住んでいるので

周りの環境で求められるのは

かなりかしこまった接客よりも

愛想、愛嬌のある接客を求められがち。

そういう接客指導を望む依頼の方が

わたしには向いています。

 

向き不向きはさておき

研修の始まりに

マナーってそもそもなんでしょう?

ってことをよく聞くんですが

答えの中に

相手が嫌がることをしないこと

と答えてくださることは多いです。

 

確かに、嫌がることはしちゃだめ。

松下幸之助さんも3原則にて

「相手に迷惑をかけない」

と仰っています。

 

しかし、この嫌がることをしない

迷惑をかけないという表現って

行動としては

やや消極的なんですよね。

 

だって、相手がどんなことで嫌がるのか

迷惑になるのか分からない訳だから

何もしないでおこう

当たり障りなく

挨拶だけしてしておこう

こう考えますよね。

 

マナー的には

正解なので、それでも全然いいんです。

 

当たり障りなく

挨拶だけ交わして

そのあとは、特に会話することもなく

ニコニコしているのみ。

 

悪くはないんだけど…

嫌な気持ちにはならないんだけど…

でも、また会いたいとか

またこのお店に来たいとか

そう強く思う接客かというと

やや微妙だと思います。

 

嫌な気持ちにさせない

迷惑をかけない

だけではなく

 

さらに

嬉しい気持ちにさせる

役に立つ

っていう積極的に

関わりを持とうとする姿勢が

必要ではないかとわたしは考えています。

 

その方がまた会いたい

また行きたいお店に

つながるのではないでしょうか。

 

どうしたら相手は嬉しくなるか

どうしたら相手の役に立てるか

そんなことを考えることも

マナーだと思います^^

 

 

 

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