えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

3日目:いろんな人がいるなーと思った日

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こんばんは。

わたしはキャリアコンサルタントという

資格を持っているので

求職者の方や在職者の方と

キャリアについての面談をする業務もあります。

 

今日はこの仕事にあたっての

わたしなりのポリシーを。

(多分、キャリコン資格者は皆そうだと思いますが…)

 

本日5名のコンサルを

約1時間ずつ行いました。

 

こうやって、1時間じっくりと

その相手の話しを聴くわけなんですけど

ほんと、いろんな方がいらっしゃいます。

ま、当たり前なんですけど…

 

そこで、いつも思うことなんですけど

自分の過去を語る際

ちょいちょい言い訳を挟む人

いらっしゃるんですよね。

 

もちろん、ご本人は言い訳のつもりは

全くありません。

正当な理由として話されます。

 

でも、聴いている側は

うーん。それって言い訳よね…と

受け取れてしまう内容。

 

キャリアコンサルタントとしては

そう言う言い訳も共感して聴くので

言い訳をしなくてはならない状況だったのだなと

受け止めて聴いています。

 

でも…一個人的には

本人が思い描くキャリアイメージに

近づけないのはその辺なのかなー

なんて、ついつい思ってしまいます。

 

わたしは、他者を支援する際は

常にご本人がなりたいと言われる

将来像に沿って支援をします。

もし、仕事せずに生きていきたんです!と

仰れば、どうすれば仕事せずに生きていけるかを

一緒に考えていきます。

 

わたしの思う価値観やものさしで

いい悪いを決めて押し付けたって

結果それが本人の望む未来でなければ

全く幸福を感じられないからです。

 

例えば実際、仕事せずに生きて行く方法を見つけ

やって見たら、全然違っていたとしても

それはそれで本人は納得感や諦めが生まれて

次のステップを考えられるようになるのではと

本人の可能性を信じて関わっています。

 

人は実際に体験してみないと

分からないことが多いです。

他者の経験値で

やめておいた方がいいよと言ったところで

本人は、余計に意固地になって

突き進もうとするもの。

 

また、最初に書いた

言い訳についても

都合が悪かったことなどは

いろんな事情の言い訳を用意してきます。

家族が・・・

親が・・・

仕事が・・・

具合が悪くて・・・

 

アドラー心理学でも

言い訳のために人は病気にでもなれると

書かれていました。

 

また、人は基本的に

変わりたくない生き物なので

だからこそ

自分が求めてもないことで

アドバイスを受けると

人は何かしらの言い訳を作ってしまいやすいなと思います。

 

キャリアコンサルタントとして

そういう、求められてもない

上からのアドバイス的なことは

絶対に避けなければと思って

この業務に関わっています。

 

と言うことで、仕事へのポリシー的な話でした。