えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

48日目:若者のキモチ

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こんにちは。

 

最近のお仕事先は

専門技術学校へ行く時間が多く

20歳も差のある学生さんと関わらせてもらっています。

 

歳の差があると

いろいろと(お互いに)

ジェネレーションギャップを感じるわけですが

それだからこそ

若干遠慮してしまう部分があったりします。

 

我が子は、上の娘が高校2年生なので

ある程度、10代の子が考えそうなことは

理解できるのですが

だからと言って、積極的に近づいていくのは

少し躊躇してしまいます。

 

それは、いちいち気を遣って疲れるかな?と思うから

休憩時間は教室を退出したり

わたしなりに配慮した行動をしています。

 

わたしが受け持っている単元の中で

資格取得のカリキュラムがあるんです。

 

ちょうど今そのカリキュラムをしているところで

資格取得と言うことは

合否があります。

 

わたしには絶対全員合格して欲しい!

って思いがあるので

ここでは遠慮してる場合ではなく

点数が取れそうにない生徒には

積極的に関わる必要が出てきます。

 

そこで、個々に関わってみると

ちょっと嬉しそうな印象を受けたんです。

 

もしかしたら

積極的に関わってくるの

案外嬉しいの?!なんて思って

帰って娘に聞いてみました。

 

すると、すごく意外な答えが。

 

「わたしわざとそれする」

なんて抜かしたのです。

 

どういうこと?!って聞くと

授業中、質問がある人って聞かれても答えず

個人的に質問して

めっちゃリアクションよく聞く

これが彼女の戦略のようです。

 

でも、確かにわたしだったら

授業中ツンツンしてて

この科目好きじゃないんだろうなーなんて思わせておいて

質問してくる。

そしてめっちゃ聞く。

 

そんな生徒は、先生からすると

「やる気ないと思ったら、やる気あったのね!」と

好感の持てる生徒へのバイアスがかかります。

 

その後の我が娘は、

先生への言葉として

「あ!そっかー」「すごくよく分かりました!」

なんて、嬉しそうな態度でこんな言葉を言ってるらしい。

 

そりゃ、好かれるよね…

 

わたしは学生時代、一切そのようなことはできなかったので

先生に好かれることもなく

特別視されることもなく

ただただ勉強が嫌いになったわけですが

 

こうやって先生に好かれる行為をすることで

勉強へのモチベーションが上がることもあるんですよね。

 

大人と関りを持ちたいと思っている

若い世代もいると思うと

変にこちらが遠慮してしまうと

お互いの思い違いになるのかもしれません。

 

さて、明日はいよいよ検定試験日。

全員合格して欲しいです…