えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

115日目:自分が幸せと思える仕事探し

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こんにちは

えすみんです。

 

今、「科学的な適職」と言う本を読んでいて

科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

  • 作者:鈴木 祐
  • 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

就職支援している身としては

かなり衝撃的な内容だなと思っています。

 

よく言われる

・直感で選ぶ

・好きを仕事に

・成長度の高い会社を選ぶ

・職業診断で業種選びの方向性を考える

 

なんてことを、就職支援のテキストでは

みかけるフレーズな気がしますが

これらは全て間違っていると書いてあるわけです。

職業診断テストも

占いと大差ないみたいなことも書かれていて

びっくりでした。


でも、わたし自身

全く向いてないと

思っていた仕事に就いて

気が付けば

その仕事に没頭していて

周りから向いている仕事だねと言われてみたり。

 

自分が思う適職なんて

なんだかアテにならないし

 

「好きを仕事に」なんて言われても

そもそもその好きが

すぐに見つかれば苦労しないって

と思っていた人間なので

 

性格診断テストで適職を選んだり

給料や伸びてる業界で選んだりすることは

どうなんだろうと思っていました。

 

なので、今までの疑問が

かなり払拭されて

これで良かったのだ!って

思えることが多いなと思って読んでます。

 

しかし、では就職支援をする際に

どんな基準で会社を選べばいいかを

どうアドバイスすればよいのか

ますます分からなくなってきてしまいます。

 

そもそも

今は成長している会社でも

この先それがずっと続く保証なんて

ありませんし

何が自分に向いている仕事かなんて

本当に分からないわけです^^;

 

ただ、人が仕事で幸福に感じる要素ってのはあって

・他者を気づかうこと

・他者へ新たな知見を伝えること

・他者の人生を守ること

これらを感じられる仕事だと

いい仕事に就いていると感じやすいようです。

 

要は、いかに人の役に立つ仕事かどうか

なのかなと思います。

 

ダイレクトに顧客と関わって

相手の満足を感じられる仕事は

これらが叶いやすいですが

エンドユーザーとの関わりが少ない

繰返しのルーティン作業が多いなどの仕事は

感じにくいかもしれません。

 

でも、そもそも他者の役に立たない仕事は存在しないので

いかに誰の役に立っているのかを

考えて気づけて行動できるかが

ポイントになりそうです。