えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

375日目:オンラインで起こりやすいすれ違いとは

 

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こんにちは

えすみんです。

 

先日のオンラインセミナーにて

受講者さんにお話し頂いた内容が

とても興味深かったのでそのお話です。

 

オンライン化で起こるすれ違い

先日のセミナーでは

コミュケーションがテーマだったのですが

グループでのワークをしてもらい

その時に話してもらった話題が

確かに!!

って内容だったので

テーマにさせてもらいたいと思います。

 

ワークでは

「最近あった、面白かったこと」

を話してもらったのですが

その方は、最近起こった驚きだったことを

教えてくださいました。

 

職場の状況がコロナ禍になってから

直接合わずに

オンラインでやり取りすることが

とても増えて、それに加えて

メールでのデータのやりとりなども

とても増えたそうなんです。

 

そこで、いつも通り

ある方へメールを送り

返信を待っていると

いつまでたっても返事がこない。

 

忙しいのかな…と思って待っていても

やっぱり返事がこない。

 

だんだん、なんかマズいこと言ったかな

と、自分の行動が不安になり

もしかして、何か怒らせるようなこと

してたかも…

なーんて思って

恐る恐る、メールをしてみると

 

まだ続きがあるのかと思って

待ってましたー

 

と、軽い返事が返ってきたそうな。

 

こう言ったすれ違いは

メールでのやりとりでは

非常に起こりやすい出来事かなと思います。

 

メールと言う、活字だけだと

微妙なニュアンスは伝わりづらく

相手が勘違いしてしまうことは多いんです。

 

人はネガティブに勘違いしやすい

人はそもそも

ネガティブに受け止めやすい

性質を持っています。

 

それは、安全を確保するために

元々備わっている性質でもあります。

 

ネガティブな受け止め方をすることで

危険予知ができるので。

 

ネガティブな思考は

生命を維持し

人類存続のために

人間に備わっている本能なわけです。

 

しかし、どうしても行き過ぎた方向として

このネガティブな思考を利用しやすくて

相手の行為に対して

どちらかと言うと

否定的な行為として

受け止めがちになっているんです。

 

だから

メールの返事がこない=自分がよくない行動をした

そう考えやすいのです。

 

まとめ

これは、オンラインに限らずですが

そもそも、ほとんどの人は

相手の行動に対して

ネガティブに受け止める傾向が強いです。

 

だからこそ、「言葉」と言うものがあるのです。

 

今の気持ちや感情はこうだよーと

聞かれていなくても伝えることで

この人は怒っていない

と認識することができて安心するのです。

 

さらに、オンラインでのやりとりだけだと

どうしても、言葉は少なめになりやすいです。

 

言葉足らずの状態は

相手に察することを多く求め

これまでにも書いてきた

人はネガティブに受け止めがちだからこそ

自分に対して

あまり良い印象として受け止めてくれなくなるので

 

オンラインの場こそ

(でもオフラインでも同じ!)

言葉や表現方法は

ますます工夫を求められている時代だと思います^^