えすみんの日記

1000人以上の面談やガイダンスなどキャリアコンサルタントとして働きながら日々の気づきや思うことを書いています。

382日目:業務改善に必要な考え方

f:id:Smin:20200930074444j:plain

こんにちは

えすみんです。

 

業務改善の研修オファーを受けて

いよいよ来週に控えているのですが

そこで、業務改善をしていくにあたって

根本的にはここが大事なんだよなーって話です。

 

業務改善って必要?

最近割と多くオファーをいただく

テーマの業務改善の研修。

管理層や経営層は

業務改善の必要性を感じています。

 

しかし、実務を行う従業員たちは

割と業務改善については消極的で

今まで通り

いつも通りの仕事がしたい

と考えていることが多いように感じます。

 

それは人間心理として

変化を嫌うことが前提にあるので

まずそう捉えてしまうのは

仕方のない部分もあります。

 

しかし、もし会社の中で不必要な仕事や

ムダな仕事を行っている場合

人件費や材料費などのムダを生み出し

 会社の損害は大きくなっていきます。

 

業務をしている側も

自分のしている仕事が

ムダなことで

誰にも役に立ててないと感じることは

仕事へのモチベーションは

駄々下がりとなるので…

 

業務改善を行うことは

自分の仕事の役割認識にもなって

仕事へのモチベーションは

上がりやすくなります。

 

それに、ムダをなくすことで

自分の仕事も楽になるので

業務改善は誰にとってもメリットになるんです。 

 

まずムダに気付く視点

しかし、仕事をしていて

そもそも何がムダで

何がムダじゃないのか

 

非効率な方法でしていることに

気づけない方って

案外多い気がしています。

 

もっと早いやり方や

それって無くてもよくない?

ってことなどを

当たり前のようにしてしまっています。

 

そこに気付けるようになるには

普段からの考え方が大事です。

 

では、どんな考え方が必要かと言うと

ロジカルな論理的な考え方。

 

論理的思考で捉えるには

So What?/Why So?

で考えていく方法があるのですが

 

投げかけられた課題に対して

だからどう言うこと?  So What?

具体的にどう言うこと? Why So?

を自分に投げかけながら問いを深めていく方法です。

 

この論理的思考は

普段の生活から癖にしていると

人と会話をしていても

相手の話をより深く

理解することができるようになったり

物事の要領を理解しやすくなります。

 

では、普段からどうしたらいいかと言うと

人との会話や

テレビを見たり

本を読んだり

情報を得るときに

 

「要するに、ここから何が言えるのだろう」

「要するに、この話で大事なことは何だろう」

 

この問いを常に投げかけながら聞くんです。

 

わたしは、ほとんどの時間

頭の中でこの問いを投げています。

 

会話しながら

この人は、一番何が言いたいことなんだろう?

何か指示を受けたときは

これをする時、一番大事なポイントはなんだろう?

 

こんなことを考えながら話しを聞き

そして、こう言うことですか?って

確かめる作業をします。

 

合っていれば、そうそう!!

って共感を感じてもらえるし

違っていれば

より詳しい話しく説明してもらえて

それが、関心を持っていると思われ

共感を感じてもらえます。

 

いずれにしても、論理的思考で話しを聞くと

好感を持たれることにも繋がります。

 

まとめ

何をするにも

相手が伝えたいことや

要点をしっかりキャッチすることは大事です。

 

そうすることで

改善していく方向性が理解できます。

 

いくら業務改善と思っても

組織が求める改善になっていなければ

業務改善とは言えず

独りよがりの活動になってしまいます。

 

より良い業務改善をしていくために

普段からの論理的思考を取り入れてみるといいと思います^^